保護者専用

06.25 ONE TEAM

　昨日の放課後練習では、麓先生から「それぞれのチームの色や良さが見えてこない」とお話をいただきました。たしかに、泳ぐ姿は揃っていても、「そのチームにしか出せない雰囲気や掛け声」「このメンバーだからこそできること」がまだ十分に表れていないのかもしれません。

　それを受けて、今日の水泳練習では、掛け声やチームとしての一体感を意識しながら取り組みました。とはいえ、まだ迷っているチームも多くあります。ですが、「迷うこと」「悩むこと」は決して無駄ではなく、むしろその過程があってこそ、本当の意味での“チームらしさ”が見えてくるのだと思います。

6年生なので、形として１０００ｍを泳ぎきることはきっとできるでしょう。けれど、本当に大切なのは「中身」です。どんな思いで泳ぎ、どんな声をかけ合い、どんな雰囲気をつくっていくのか——そのすべてが、チームとしての“色”につながっていきます。

ここからが、臨海学舎の本当のしんどさ、そして面白さが始まります。副班長を中心に、仲間とたくさん対話をしながら、“このチームだからこそできること”を、少しずつ見つけていってほしいと思います。