保護者専用

最初で最後のスポーツデー

本日,晴天の中,140期生のスポーツデーが行われました。

たくさんの保護者の皆様に見守られながら,スポーツデーを楽しめたことは140期生にとって大切な思い出となったと思います。

最後の練習日から1週間が空き,どうなるかと心配しておりました団体演技でしたが,しっかりと演じる140期生の姿に「さすが。」と思うばかりでした。

 

その団体演技には,我々6年の担任団の想いが込められています。

4月を思い返すと・・・

新年度早々,学校が再開ができない状況になり,140期生に出会うことなく,新しい学年が始まり,ネットを通じての「はじめまして」となりました。
そんな中で,おうちでもできる運動を紹介する動画(「運動部不足解消へ」)をロイロノートで配信しました。
実は・・その動画で紹介した動きひとつひとつが今回の団体演技の動きのもととなっています。

休みになって学校に行けない状況のなかでも,一人ひとりが家でできることをがんばる・・・いつかできるかもしれない運動会で演技できることを願ってのことです。

そのこともあり,140期生の”演技”が今日,実現できたことを大変うれしく思っています。

 

一方で,スポーツデーを実現できたことは当然ではありません。

実習生,本校卒業生,他学年の教員などのサポート・支援なくして,実現することはできませんでした。

140期生のみんなには,このことも知っておいてほしいと思います。

今日渡した,熱中症対策用の水はみんなの体調を想ってのこと。

附小オリジナル手ぬぐいは,「今年ならでは」の参加賞。

目の前のことひとつひとつ,どれをとっても,附天小のみんなのことを想ってくれる人からのメッセージが詰まっています。

そのメッセージを受け止めることは,心の成長に必要なことです。今日のスポーツデーのことを思い返すとともに,感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。

 

さて,本来であれば,「最後の」運動会を迎え,最高学年として,運動会を運営するはずでしたが,6年生のみで行うこととなったスポーツデー。

少しさみしい気持ちもありましたが,そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるぐらい,”最初で最後の,そして最高のスポーツデー”となりました。

この思い出が,140期生の人生の中で,「困難に立ち向かい,あらゆる状況を楽しもうとする」姿勢の土台となることを願っています。

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