いいところを探そう!
2022年度
予行が終わり、学芸会本番まで残り1週間を切りました。予行を通して、これまでの練習の成果は十分に発揮できたでしょうか?子どもたちと話すと、「練習どおりにできた!!」と喜ぶ子もいれば、「まだまだ頑張れる」とさらに意気込んでいる子もたくさんいました。朝、登校してきた子どもたちの表情からは、予行前と違い、学芸会本番に向けて、新たに頑張ろうという思いを感じました。
今日は、講堂練習の時間を使い、3クラスで劇の見せ合いを行いました。
朝、クラス全員が揃うと、すぐに講堂へ移動しました。講堂へは、劇で使う大道具なども運びます。朝一番の活動でしたが、ささっと行動し、準備が終わると、子どもたちは、友だちと話をせず、静かに座っていました。きっと、学芸会の予行の時にされた、観る態度についてお話をしっかり聞いていたのでしょう。学芸会などの発表の場では、劇や合奏・合唱をする人たちだけでなく、観るお客さんも足をぶらぶらさせず、静かに観たり、発表が終わったら拍手をしたりするなど、マナーを守る必要があるという話をしていただきました。今日の見せ合いの時間でも、子どもたちはそれを意識して過ごすことができていました。3年生に向け、少しずつ、成長していっていることを実感した瞬間でした。
そして、3組・1組・2組の順番で演技を行いました。どのクラスもこれまでの練習の成果が出せていたのではないでしょうか。それぞれのクラスのカラーを出しつつ、お客さんに伝わるような大きな声を出したり、身振り手振りだけでなく、体全体を使って、演技をしたりするなど、たくさんの工夫が見られました。劇の前に、堀田先生より「ただ観るだけでなく、お友だちのいいところを具体的に探しながら観ましょう」とお話がありました。ただ、「すごかった」「面白かった」というだけでなく、「〇〇君の△△の時、〜なことをしていたからすごかった」という風に具体的に探すことで、相手にその良さが伝わりますし、自分の演技にも何か取り入れることもできます。子どもたちは、他のクラスの演技を楽しみながらも、良いところを具体的に探していました。
3クラスの演技が終わり、見つけたいいところを発表する時間。堀田先生の「どんな良いところを見つけましたか?」という問いかけに対して、一斉に多くの子の手が挙がりました。一人ずつ聞いていくと、それぞれがいろんな視点から劇を観て、感じたことを具体的に話をしていました。そうやって、お友だち良いところをたくさん見つけられるのも146期の子ども達の良いところです。これからも友だちのいいところをたくさん見つけられる人になっていってほしいです。
予行、見せ合いを終えましたが、146期の子どもたちの演技には、まだまだのびしろがあります。予行や見せ合いを通して、感じたことを踏まえて、残り4日の練習を頑張っていきましょう。そして、12月3日に最高のものをお家の人に届けられるように頑張りましょう。
【連絡】
・個人懇談会のご都合の悪い日がある方は、明日11月29日(火)までに、連絡帳にその旨を記入して担任に提出するようお願いいたします。