2024.09.19.6年国語「やまなし」
国語科
<本実践での主張点>
本実践では「宮沢賢治作品の魅力を伝えよう」というパフォーマンス課題を掲げ、実際に書店で広告を行い、その結果を分析し、自分たちの活動の成果を見取るという真正性の高い学びを行うことをめざした。
「紙の本、書店が減少傾向にある」という現代的な課題も書店側から挙げられており、その課題に対しても児童なりに考える機会としたいと考えたからである。
また、本実践では社会参画することもあり、成果物を作成する際に手続き的側面の視点の充実を図るために、イラストレーターとコピーライターのGTによる出前授業を構想した。
その道のプロによる専門的な着眼点を得ることで、表現に磨きがかかるだけでなく、自分が読解して感じたことを可視化するプロセスの中で、広告にふさわしい言葉や表現を精査していく児童へと育てていきたい。
<実際の授業のようす>
<成果と課題>
〇自分で選んだ視点で読み取りを行い、交流しあっている姿が見られた。子どもの読みが深まったかという点では、見とることが難しかった。これを見とりやすいように提案できるようになればよい。
〇本時はタキソノミーテーブルでは「分析レベル」だと思うが、そこをきちんと整理して提案すれば、もっと洗練させることができるのではないだろうか。