令和7年度 大阪教育大学附属11校園PTA研修会
お知らせ
5月17日(土)に令和7年度大阪教育大学附属11校園PTA研修会が大阪教育大学附属高等学校平野校舎にて開催されました。
当日は中野校長先生をはじめ、森副校長先生、PTA役員が参加いたしました。
第1部では、大阪教育大学大学院 連合教職実践研究科教授・附属特別支援学校校長の西山健先生による「人間の存在と未来~新たな相互依存社会に向けて~」と題したご講演が行われました。
その中で、障がいのある子どもたちの教育において、完全な自立ではなく、互いに助け合う「相互依存」の関係性を大切にするというお話が印象に残りました。
「相互依存」とは、困ったときに「助けて」と言えること、また誰かに頼られることもできる関係性のこと。つまり、お互いに支え合う「おたがいさま」のつながりが、社会で生きていく上で大きな力になるという視点でした。
私たちの日々の暮らしの中でも、「おたがいさま」と思える関係性はとても大切だと感じています。子どもたちにも、困ったときは助けを求めたり、誰かの力になれたりする、そんな温かなつながりの中で成長していってほしいと、あらためて思いました。
第2部の懇親会では、地区や校種が異なった皆さまと交流させていただき、和やかなひとときを過ごすことができました。また、各校園のPTA活動紹介では、特色ある取り組みに多くの学びと刺激をいただきました。
今回主催してくださった平野地区の皆さまには、温かなおもてなしを賜り、心より感謝申し上げます。