アート展
PTA広報だより
令和5年度アート展が、今年も開催されました。
1年生は、作品だけでなく飾り付けも自分たちで行いました。観てくれる人が楽しい気持ちになるようクリスマスをテーマとした飾り付けがされており、クリスマスが待ち遠しくなるようなかわいらしく心温まる作品がたくさん並んでいました。
2年生は、大きな木の絵画、ローラー版画、そして「147タウン」と題した工作を展示しています。
絵画や版画は、絵の具を混ぜ合わせ、のびのびと筆を走らせたことが伺えます。
そして「147タウン」は、カラフルで105通りの窓が集まっています。「この窓から子どもたちが顔をのぞかせているのかな?」と思わず覗き込んでしまいます。
3年生は、ポスター絵画とダンボール迷路です。
ポスター絵画は、子どもたちが伝えたいことを描いています。淡い色をメインに使う子、色のコントラストを利用して描いている子、それぞれに個性が光る絵画が展示されています。
ダンボール迷路は、大きなダンボールを切るところからスタートしました。ボンドでくっつけたり、カッターで穴を開けてはめ込んだりして作成されています。手にとって遊びたくなる作品です。
4年生は、「りゅうの目のなみだ」をテーマとした絵画とお店屋さんを作成し、「附天 sho 店街」を開催しました。
想像上の動物である龍をイメージして、それぞれの龍を描いていきました。色も大きさも出立ちも違う105匹の龍は、迫力満点です。一方、「附天 sho 店街」に一歩足を踏み入れると、お財布の紐が緩んでしまうのではないかと思うくらい魅力的なお店がずらりと並んでいます。ウインドウショッピングを楽しむことができました。
5年生は、「夜空」の絵画と「私の決定的瞬間」の工作が展示されています。
1枚の画用紙に濃淡を意識した夜空が広がり、そこには銀河系が描かれていたり、ユニコーンが走っていたりと創意工夫されていました。5年生全員の夜空が壁一面に飾られていて、幻想的な空間が出来上がっており魅了されました。
また、工作の「私の決定的瞬間」は、土台づくりや色塗りをていねいに形づくりを行ってきました。躍動感あふれる「決定的瞬間」は、今にも動き出しそうな作品がずらりと並んでいます。
6年生の絵画は、自分のシルエットを幾何学模様などを使って表現したものです。デッサンの元になった自分の姿の写真も画用紙に貼られてあり、実際と抽象的な絵画を見比べることができます。
工作は、「陶芸」です。大阪教育大学の天王寺キャンパスで陶芸体験をした時のものを仕上げて展示しています。お皿やマグカップ、湯呑みなど、実際に使えるものばかりです。よく見てみると細かな模様が入っていて、味のある作品を見ていると時間を忘れそうになります。
最後に、12月の掲示板「アートクラブ」の作品もご覧ください。高学年になると毎月クラブ活動があります。アート展にちなんで、掲示板には「アートクラブ」の作品が飾られています。ていねいに描かれている絵画を楽しんでください。
どの作品も限られた時間のなかで、子どもたちが試行錯誤して作り上げた素敵な作品ばかりでした。子どもたちもアート展を鑑賞し、作品を楽しんだことと思います。また、低学年は高学年の作品を見て、「こんな作品を作ってみたいな。」と次の学年に上がることが楽しみになったのではないでしょうか。
このように子どもたちの創造性を育むような取り組みを企画し、細やかなご指導くださいました先生方に感謝申し上げます。