水泳放課後練習
PTA広報だより
臨海学舎が目の前に迫ってきた5・6年生は、水泳放課後練習に励んでいます。
水泳授業とは違い、遠泳を行う際の班ごとに隊列を組み、担当の先生と一緒に泳ぐ練習をします。
時間になると校庭に集まり準備体操を行なった後、シャワーを浴びると、班ごとに隊列を組んで泳いでいきます。
5年生は、初めての遠泳です。初めて挑む臨海学舎に向けた緊張感と附天小高学年ならではの伝統行事に挑むワクワクした雰囲気のなか、練習が始まりました。
プールと違い波のある海で泳ぐため、先生方がビート板で波を立ててくださっています。波の抵抗を感じながら、初めての放課後練習を泳ぎきることができました。
6年生は、去年に引き続きの臨海学舎となります。海で泳ぐという厳しさ、仲間と共に泳ぎきる達成感を知っているからこそ、熱気に溢れる放課後練習でした。
見学の子どもたちは、泳いでいる仲間へ大きな声援を送ります。また、泳いでいる子どもたち同士も声を掛け合って雰囲気を高め合っている姿は、とても逞しく教室で見る姿よりもひと回り大きく見えました。
子どもたちが、安全に水泳練習を行えるよう先生方は、事前にライフセーバーの方を講師にお招きし、研修を受けてくださっています。また、子どもたちの異変にいち早く気づけるよう水中はもちろん、プールサイドからも見守りをしてくださっています。さらに、万が一に備えて、緊急時対応について、パネル掲示をしてくださっています。このように安全管理を徹底してくださっているため、子どもたちは伸び伸びと泳ぐことができ、保護者は安心して見守ることができています。
放課後練習には多くの先生方が、ご指導してくださいました。隊列を先導してくださる先生、波を作ってくださる先生、安全を見守ってくださる先生がいらっしゃいました。さらに、子どもたちがいない時間にも、先生方は泳ぎの練習を行い、万全の体制を整えてくださっています。本当にありがとうございます。
先生方のご指導のおかげで泳ぎの上達はもちろんですが、仲間同士の励まし合いなど前向きでとても良い雰囲気ができあがってきています。臨海学舎では、我々人間の力ではコントロールのできない海に挑みます。友だちと一緒に困難を乗り越えるという経験を通して、大きく成長してくることを願っております。