2021.10.03.スポーツデーを終えて
2021年度
今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、全校での運動会は実施することが難しく、各学年でのスポーツデーとなりました。
感染症対策を講じながらの行事開催には、実習の先生や、他の学年の先生たちの大きなサポートがありました。
実習の先生たちは、朝早くから児童席を消毒したり、午後から校内の清掃をしたりしてくれました。また、競技・演技の後には、必ず「検温」「手指消毒」を行うサポートをしてくれたり、児童席で体調が悪い子はいないか見守ったり、競技時間を短くするための競技サポートをしたりしてくれました。
特に個人チャンスは、オリジナルの競技なので、前日の夕方、実際に実習の先生たちも競技をして、ルールを理解するだけでなく、子供たちが、当日困りそうなこと、けがをしそうなことは何かを考えてくれました。
今日は、競技を終えて教室に戻ると、机の上には「水」「ゼリー飲料」「参加賞のマスキングテープ」「保冷剤」がきれいに机に並べてありました。疲れた子供たちが、少しでも早く下校できるように、という配慮からです。
まだまだ幼い1年生の子供たちは、目の前のことしか見ることができません。でも、その背景にあるもの、その背景にある想いに気づかせてあげることはできます。それは、保護者の方々の大切な役割でもあると思っています。
今回のスポーツデーが、「楽しかった!」だけで終わる行事でなく、いろんな人の想いを感じることのできる子に育っていくための1つの経験としても位置付けられるよう、お子様にもお話をしてあげてください。