(注意喚起)登下校の安全について
6年生
保護者様
平素は、本校教育活動にご理解・ご協力ありがとうございます。児童の登下校の安全について、朝夕の見守り当番をはじめ、お子様と一緒に登下校していただいたり、来校する際にようすを見守っていただいたり、お力添えに感謝しています。
さて、今回、登下校の安全について、皆様に注意喚起をしておく方がよいと判断した事案がありますので、以下お伝えさせていただきます。お読みいただきまして、お子様の登下校のようすについて、今一度、ご家庭でもご確認ください。
(事案)
先日、本校児童が下校途中、車内でお茶をこぼしてしまいました。その際、床にこぼれてしまったお茶を拭き取っていたのですが、一緒にいた子は手伝わず、1人で床を拭き取りました。そのようすを見ていた外国の方が、「電車内で、子どもがいじめられていた。」と思われ、児童のようすを写真撮影し、実際の状況とは少し異なる内容でSNSに掲載されました。(2人はきょうだい関係です。)
その記事が拡散され、学校名が判明し、本校にも直接お問い合わせがあり、本事案が発覚しました。学校としては、該当児童を特定し、保護者への連絡も行い、保護者の方に、相手先に記事の削除を依頼していただきました。(今回は速やかに削除していただくことができました。)
すでに該当児童・保護者には、「電車の中でお茶を飲むと、揺れてこぼれてしまう場合があることから、駅についてから飲む方が望ましいこと。」「もし、こぼしてしまっても、一緒に拭き取ってあげること。」「何かあった場合は、まわりの方へ配慮すること。」を指導し、登下校の安全確保について、ご家庭でも指導していただくようにお願いしています。
また本時案で、一緒にお茶を拭き取ることを手伝ってあげなかった理由は、直前に些細なきょうだいげんかをしていたということが要因でした。このことから、公共の場で、たとえ些細ないざこざであっても、今回のようにいじめだと捉えられてしまう可能性もあることから、公共の場での言動には、より一層気を付けることも指導しています。
保護者の皆様には、お子様の安全を守るためにも、今一度、登下校中の態度・言葉遣い等に配慮するように、各ご家庭でもご指導いただきますようお願いいたします。