2021年10月22日(金)ぼうさい科「防災宿泊訓練」
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大阪市の中心的な場所に位置し、交通の便もよいため、「災害避難場所」として指定されている本校では、災害時には3000人の一時避難場所としての責務を担っています。また、本校児童の大部分は、公共交通機関を利用して通学しており、有事の際には、帰宅不可能となり、校内で待機する児童も少なくないと想定されます。このような背景をもとに、平成30年度より、本校では「防災宿泊訓練」を実施すると共に、防災意識を高め、状況に応じて適切な判断ができる力の育成をめざし「ぼうさい科」をカリキュラムに位置づけ取り組みをおこなってきました。さらに、昨年度に引き続き、「コロナ禍における複合災害のリスクに備える」視点を加えて、実施してきました。本年度の研究発表会(オンデマンド形式)では、各学年の「ぼうさい授業」を動画にまとめ公開します。ぜひ、お申込み検討の程、よろしくお願いします。
「コロナ禍」・「プライバシーの保護」の観点より、運動場にテントを設置してもらい、各家庭で過ごしてもらうようにしました。また、教職員による検温確認はもちろんのこと、参加した保護者の方々も率先して清掃、除菌活動に取り組んで頂きました。
今年度は、自衛隊の方々をゲストに迎え、ロープワークを中心に命を守る学習を行いました。翌朝には自衛隊体操を一緒に行い貴重な体験をすることができました。
異学念交流や参加して頂いた保護者とのつながりで、たくさんの笑顔が生まれました。これらの視点は、防災を実践する上で重要な視点であると考えます。本校の防災への取り組みをぜひ、ご参照ください。令和3年度研究発表会 オンデマンド開催のお知らせ