昔ながらの…
PTA広報だより
穏やかな青空が広がった12月、校庭には1年生のかわいらしい声、3年生の楽しそうな声と少し香ばしい匂いが漂っていました。

1年生は「むかし遊び」の学習を行っています。あやとり、お手玉、けん玉、だるま落とし…と、いろいろな「むかし遊び」を体験してきました。
今日は広い校庭で「たこあげ大さくせん」と称して、二人一組でたこあげに挑戦しました。

「天まで とどけ 1・2・3!」と大きな声で合図を送りながら、校庭を全速力で走ります。
開始時は、地面をはっているたこが多い印象でした。しかし、時間が経ってくると高く上がっているたこを観察して工夫したり、先生からご助言をいただいたりして、青空高くあがっているたこが多く見られました。

「天まで とどけ 1・2・3」は、「くじらぐも」の有名な一節で、子どもたちが雲に飛び乗る場面のかけ声です。「くじらぐも」に出てくる子どもたちが「どうしたら雲に乗れるかな?」「雲に乗ったら何をしよう?」と想像するかのように、附天小の子どもたちも「どうしたら空高く上がるのだろう?」「たこから見た自分たちはどのように見えるのかな?」など、口々に話していました。「むかし遊び」をとおして、上手に遊べた時のうれしさを友だちと共有し、想像したことを素直に語り合えるのは、1年生特有の貴重な時間なのかもしれません。

さて、3年生は校庭の片隅で、七輪を囲んでお餅を焼いていました。
班ごとに七輪を使った火おこしから始めるのですが、なかなか火はつきません。


先生方は、各班を回りながら「何が足りないんだろう?」「火を起こす時に必要なことはなんだった?」など、子どもたち自らが気付けるようにさりげなくヒントを与えてくださりました。

この日は、校長先生も様子を見に来てくださりました。教科・担任の先生以外の先生方も気にかけていただけること、子どもたちはとても喜びます。

子どもたちは、試行錯誤しながら諦めずに頑張り、火を起こすことに成功しました。「昔の人ってすごいな」という素直な感想が多く聞かれました。
また、七輪のパチパチという音を聞きながらも「炎が出ないから焼けないんちゃうか!」と七輪でお餅が焼けるのか半信半疑の子は、お餅が焼けいく過程を見て驚いていました。時間をかけて焼いたお餅を食べると、火がつくまでの苦労はすっかり忘れた様子でした。

お餅を焼くのに時間を要しない便利な現代です。今回の授業をとおして、昔ながらの生活の大変さや良さに気付いたのではないでしょうか?
このような貴重な体験をさせてくださいました先生方、本当にありがとうございました。
