掲示物から伝わる想い
PTA広報だより
校門をくぐると吹き抜け玄関には、毎月、趣向を凝らした作品が掲示されています。
1年生の作品は、かわいらしく見ている人を笑顔にします。2年生は「この1年でこんなにも成長できるのですね!」と驚きを隠せないような作品となっています。このように掲示板からも子どもたちの成長を感じとることができるため、毎月の掲示板を楽しみにしております。
さて、12月の掲示板を担当してくれたのは、4年生から6年生で活動しています「アートクラブ」の展示となっています。授業とは異なり、クラブ活動では授業よりも自由にテーマに沿った絵を描いています。
子どもたちは画用紙の向きにこだわったり、鉛筆・ペンなど表現したい用途によって使用するものを変えたりしています。先生方が、個々の作品が生き生きと見えるように掲示してくださりました。

そして、給食室前にも「給食けいじばん」があります。給食献立表やその日のメニュー掲示はもちろんですが、「季節にまつわる食について」というテーマで毎月、栄養教諭の先生が掲示物を作成してくださっています。子どもたちが下校し静まりかえった校舎で一人、何度も貼り直し試行錯誤してくださっていました。

12月は「冬至」をトピックスとして、子どもたちが親しみやすいようにクイズ形式でメッセージを伝えてくださいます。「冬至クイズ」は、めくると正解が出てくる仕掛けになっています。低学年の目線に合わせて配置されており、先生の細やかな優しさが伝わってきます。

保健室の前には、「保健だより」と並べて「こころ、からだ、健康」をどの学年でもわかりやすいような掲示物を養護教諭の先生が作成してくれています。クリスマスツリーのアドベントカレンダーの中には、カードが入っています。そのカードには「元気に過ごすポイント」が書かれているそうです。

2階廊下の一部には、他と異なった木材の壁が一面のみあります。これは「附天小思い出ウォール」と名付けられた144期生の卒業記念品です。3・4月は、ご卒業された144期生の素敵な笑顔が、壁一面に展示されていました。
そして、秋になると「備える 愉しむ 繋がる 魅せる 特色ある学校行事 挑む」というテーマで、1年生から6年生までの子どもたちの弾けんばかりの笑顔・行事に全力で取り組んでいる姿の写真でいっぱいになっています。すべての行事写真が並ぶと、本当に多くの行事を先生方のご指導のもと、子どもたちが成し遂げてきたことを再認識します。
保護者のみでなく、子どもたちも「附天小思い出ウォール」の前で立ち止まり、写真を見返している姿をよく見かけます。
144期生の皆さん、素敵な記念品をありがとうございました。

ほかにも教室内外・廊下には、子どもたちの学習の成果や学びをまとめてくださっています。
校舎内を歩くだけでも、その学年の様子がわかりやすくなっています。上級生の掲示物を見て「6年生になったらこのようなことができるようになるのか」と少し見通しを持つことができます。また、低学年のものを見ると、低学年特有のかわいらしさや一生懸命さを思い出すことで今の子どもの姿を再度見直すきっかけとなるのではないでしょうか。
日々、ご多用であるにもかかわらず、このように様々な掲示物を作成し、子どもや保護者にメッセージを伝えてくださいます先生方に心から感謝申し上げます。


皆様、ご来校の際には、吹き抜け掲示板のみならず様々な掲示物をご覧ください。
