防災宿泊訓練
PTA広報だより
未曾有の災害に備える知識を身につけること、適切な避難行動をとることのできる判断能力、さらには今ある状況で前向きに乗り越えられるような態度をとることができるようなねらいのもと、今年度も防災宿泊訓練が実施されました。
本訓練は、希望者のみが参加することができますが、毎年大人気で抽選により参加者が決定されます。
当日は、異学年で構成された活動班に分かれて、食事をしたりアクティビティを行ったりします。
まずは、講師の方をお招きして、「災害時の公衆電話の使い方」について学びました。
公衆電話を使ったことがない子も多く、どのように電話をかけるのかなど、ていねいに講師の方から教えていただきました。
次に、４年生が企画してくれた「防災について学ぶコーナー」です。各教室には、どの学年でも分かりやすいよう工夫して作られた展示や体験コーナーが準備されていました。
最後には、「グローバルユース防災サミット実行委員会」の高校生たちが講師となり、防災に関する活動報告をしてくださいました。高校生が講師ということで、「お兄さん、お姉さん、すごいなぁ」という羨望の眼差しや、年齢が近いこともありリラックスして話を聞いている姿が印象的でした。
有事の際にどのように行動すべきか、また危機を脱した後、自分にできることは何かを考えるきっかけを分かりやすく体験できる１日となりました。このような機会を企画・調整してくださいました先生方、講師の皆様、ありがとうございました。
