臨海学舎
PTA広報だより
令和7年度の臨海学舎は、天候にも恵まれ無事に終えることができました。
プール開きが行われると「臨海学舎が目の前に迫ってきたなぁ」と、気持ちが引き締まります。
各学年ごとに行われるプール開きでは、学年代表の児童による誓いの言葉が述べられます。1年生から4年生までは、目の前にあるプール学習への期待や意欲を述べます。5・6年生は、プール学習の延長線上にある臨海学舎を見据えての言葉を校長先生や先生方、一緒に泳ぐ仲間たちを前に意気込みを語ります。
その後、「安全・規律・清潔」の観点からプール学習における大切な心構えについて、先生方が子どもたちの学年に応じて分かりやすくお話してくださいました。。
臨海学舎前の泳力テストでは、全員で合格することを目標に一生懸命に練習してきた成果を出せるよう声を掛け合いながら泳ぎました。プール学習は保護者の参観も可能ですので、私たち保護者も子どもたちの頑張りを見守らせていただきました。

また、学年の先生方はもちろんですが他学年の先生方もプール学習の際、応援にかけつけてくださいます。時折、他学年の先生方も、ご指導に加わってくださります。指導は時間的に難しくとも、5分10分でもプールサイドから見守り、子どもたちよりも大きな声で声援を送ってくださる先生も多くいらっしゃいます。すべての先生方から応援されているのだと実感した時の子どもたちの笑顔は、本当にうれしそうです。また、参観している保護者も感謝の気持ちでいっぱいになります。
このように授業内のプール学習や放課後練習を終え、5・6年生たちは、臨海学舎に挑みます。![]()

海で泳ぐということに少し不安そうな5年生、昨年度の反省を生かして目標達成をめざし目を輝かせる6年生。
出発式の校長先生のお話などを聞いた後、気持ちを一つにして元気に出発しました。

臨海学舎の間、先生方は学校内ホームページで、子どもたちの様子を伝えてくださりました。そのため、保護者は安心して子どもたちの帰りを待つことができました。
帰着した子どもたちの表情は、出発時よりもたくましく自信に満ちあふれていました。これらから「仲間と共に、困難を乗り越える」という臨海学舎のねらいを達成してきたことが伺えました。

これからの学校生活においても、この経験をもとに友だちと素敵な思い出を作っていってほしいと願っております。
臨海学舎では、先生方をはじめ医師や看護師の方々、宿舎の方、ライフセーバーの方、大阪教育大学水泳部の学生サポーターの方に子どもたちの安全を見守っていただきました。また、歴代の校長先生も応援に駆けつけてくださいました。子どもたちは「今年も前の校長先生が来てくれたよ。とってもうれしかった。」と、帰るやいなや話してくれました。このように多くの方々の温かな関わりが、子どもたちの健やかな成長の一助になっていることでしょう。
最後になりましたが、臨海学舎というすばらしい経験をさせてくださいました先生方、子どもたちを支えてくださいました皆様に改めて深く感謝申し上げます。
