ショッピングゲーム
5年生
算数の授業では『割合』の学習が終了しました。
割合とは「2つの量(またはそれ以上)の関係を表した数」です。
小学校算数で最も躓きが多い単元です。どうして、子供たちは躓くのか。
それは、これまで扱ってきた「数」は目に見える具体を扱うもの、対して本単元で扱う「数」は目に見えない抽象を扱うものだからです。
しかし、授業の前半では、
「算数の中で、割合はいちばん使うかも」
「身近に割合はたくさんある!」
など苦手意識はあまりもっていない様子。
百分率、歩合を学んだのち、ショッピングゲームを行いました。
通常は、カードに絵を書いたりして買い物ゲームをするのですが、
今回は実際の商品を用意し、値段だけではなく、パッケージなどにも着目させました。
客ミッションと店ミッションをクリアすべく工夫を凝らしながら、
楽しく学ぶことができました。
売り手も買い手も経験する中で、さまざまな名言も。
店側の割引の工夫(細工)を前に、
「主婦はそんなにあまないで!」と。
教室が揺れました。