文房具を作り続ける、その理由は・・・
5年生
今日の社会の授業は、文房具の会社であるクツワの方に来ていただき,話をしていただきました。以前にクツワで作られた新しいコンパスについて調べました。そのコンパスについて様々な工夫があることや、どうしてそういった工夫を重ねていくのかについて話を聞かせていただきました。
出前授業を行った図工室には、クツワの製品が大量に並べられていました。そのため、子どもたちは図工室に入るなり、
「すげー!」
「これ持ってる!」
「こんな可愛いのあるんだ!ほしいなぁ」
と様々な反応を見せ、興味津々でした。
いざ、はじめの社長さんの話が始まると、しっかりと聞く態度を作ることができ、メモを取るの忘れるくらいじっくり聞き入っている人もいました。
次に、まだ世に出ていない試作段階の製品であるchromebookのケースを紹介してもらい、実際に触らせていただきました。
「首にひもをかけられるし、軽くなるな」
「これがあったら、写真を撮るときにブレずに取りやすそう!」
といった声がありました。
「ここにタッチペンを指すところがあったらよさそう。」
という意見には、クツワの方も「なるほど」と言っておられました。子どもたちの声が製品に反映されるかもしれませんし、実際に使用してみた声をもとにして製品が作られていくことについても学ぶことができました。
今回の出前授業の中心であるコンパスと筆箱については、開発部長さんがお話をしてくださりました。コンパスについて疑問に思っていたことを質問していき、それに答えていただく形で、コンパスの秘密について聞きました。コンパス一つにも様々な工夫がなされていることや、あえてしていないことなど、製作の背景についても教えていただきました。筆箱に関しては、とても貴重なものである50年前の筆箱を見せていただき、そこからの変化などについても話も聞きました。
実物を見て、実際に話を聞かせてもらうことで、子どもたちも様々なことを感じたり考えたりしたことと思います。今回の話を、また次回の工業の学習に生かしていきます。