行事の前に
2021年度
学芸会の練習が始まりました。大きな行事の前になると、子供たちの雰囲気も、わくわく気分から始まって、そわそわしてきます。
講堂に行くために廊下で並んでいるとき、友だちと小突きあったり、手洗いの順番を待っている間に後ろから、ちょっかいをかけたり・・・講堂に入ってからも、友達を押したり、引っ張ったり・・・。ひとつ間違えると、どちらかがケガをしてもおかしくありません。もし、今、けがをしたら、行事に参加することも難しくなるかもしれません。また、お友達にけがをさせてしまったら、お友達が参加できなくなるかもしれません。どちらにしても、楽しい気持ちになることではありません。
授業中も、ふわふわした気分のままなので、下敷きを敷かずに書いていたり、ipadを使っているとき、うろうろと立ち歩き、友達とおしゃべりしたり、集中力にかける姿が目立っています。
先週は、言葉遣いについて、気の緩みがみられるとお知らせしましたが、それについても、まだまだです。今日も、学校体験活動で来校していた大学生に対して、生意気に話しかけたり、掃除や片づけをしてもらっても「ありがとうございます」と言えなかったりする姿が見られました。
本校は、行事が多い学校です。それは、言いかえると、行事のたびに「もっと頑張ろう!」という課題を与えられるということです。だからこそ、行事の後に、さらに一段と成長することができるのです。
学芸会の練習をする中で、今一度、学校生活を改めて考え直す機会になるように、指導していきます。
(國光)