ちいちゃんのかげおくり
3年生
国語科の学習では、物語「ちいちゃんのかげおくり」の学習を進めています。保護者の皆様の中にも、もしかすると小学生の頃に学習した方もおられるかと思います。この教材では、従来の物語文の読み取りと同様、登場人物の気持ちの変化を考えたり、情景を場面の移り変わりと結びつけて具体的に想像したりします。またそれだけではなく、話を読んで自分の考えをもち,今ある自分の生活を見つめ直したり戦争や平和について考えたりもします。早速今日は、物語を初めて読んだ感想をノートに書き、それを友だちと交流する学習活動を行いました。
子供達は「今は飲み物がほしかったら簡単に手に入るけど、「ひどくのどがかわく」ってどのくらいのどが乾いているのか、想像も出来ない」「かげおくりをすることが出来る日は晴天で良かった」「ちいちゃんが今の世界を生きていたら幸せにくらしているかな」など、心が動いたことを一生懸命ノートに書き留めていました。
この教材では、子供達が初めて出会う戦争の物語だと思います。戦争を乗り越えて今の豊かな時代を生きているということ、家族との生活や平和について、主人公である「ちいちゃん」を通して考えていくことが出来るようにしていきたいです。
《お知らせ》
明日は学習参観日です。
8時55分からのトリオタイムの活動から見ていただいて構いません。どうぞよろしくお願いいたします。