保護者専用

(理科)表現をSTEAM化する

 本校は、昨年度より国立政策研究所の研究指定校として「STEAM教育」を推進しています。「STEAM教育」という文言は、すでに広まってきてはいますが、まだまだ小学校現場での実践は多くありません。

 しかしながら、これまでも「国語と図工の授業を関連させて教える」「算数で学んだことを生活科でいかす」ことは、なされてきました。そのことを理論的に、より実践的に取り組んでいくことをめざしています。

 今回は、単元末に「各教科での学びをいかして個性的にまとめる」活動を取り入れました。

 これまでも「まとめる活動」では、ノートにまとめたり、ポスターや新聞、プレゼンテーションを作ったりしてきた経験は、あると思います。今回は、「映像」「音楽」「数値」「スケッチ」「制作」等の観点も加えるようにしました。ここでは、各教科での学びを最大限にいかしていくことをめざしています。

 もちろん、はじめての取り組みなので、子どもたちも試行錯誤です。しかし、このような活動を続けていくことで、各教科を横断した広く深い学びの実現につながると思っています。子どもたちの個々のまとめについては、今後、相互鑑賞を行う場を設定し、友だちの表現方法から、楽しさ、面白さを感じ、次の活動への意欲へとつなげていきます。

 下の写真を見ても、一見、一見理科の学習風景には、見えないかもしれません。でも、共通しているのは、「体のつくり」についての学習をまとめていくという課題であり、その課題に対して、個性的に取り組んでいる姿です。

      

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