保護者専用

授業のようす3(1の3)

 今日は、いよいよ「すごろく」の設計図をかく日となりました。それぞれが、考えた「つながっているもの」を「どんな順番で並べていくか」がポイントです。

 すでに、子どもたちからすると「算数」の授業ではなく、「図工」か、「生活科」だと思っているのでは・・・?(一応、算数ノートを使っていますが。)

 もちろん、「数字」を並べている子もいます。でも、5とびにしたり、大きな数からスタートしたり、教科書の内容を、自分なりに発展させています。また、電車やバスの路線図、時代、季節、花が育つ様子、恐竜の大きさなど、「つながり」「順番」を見つけたものを、それぞれが表しています。

 「6月は梅雨だから、ここに止まったら一回休みにしよう。」

 「10、20、30・・・って作っていったけど、そしたら、あっという間に上がりになっちゃうから、間の5を付け加えよう。」

 「(新幹線の)全部の駅を調べてきたけど、これを箱の中に入れるの無理だから、どうしよう?」

等、子どもたちから出てくる『つぶやき』は、新たな発見だったり、戸惑いだったり、アイデアだったりします。

 もしかしたら、単なる遊びにしか見えないかもしれません。でも、そんな活動の中に、子どもらしい豊かな学びがあふれています。

 生活の教科書や図鑑を見たり、家で調べてきたメモを見たり、算数の教科書から始まった学びが、自然と他教科や生活に飛び出していくような経験。そんな経験を得て、また算数に戻った時に、算数を好きになってくれたらいいなと思っています。

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