143期の2023年、元気にスタート!
5年生
今日からいよいよ授業が再開しました。「先生、明けましておめでとうございます!」と、教室に入るなり新年の挨拶をきちんとしてくれる子や、「お正月におもち一気に7個食べたでー。」と、お正月の話を昨日のことのように楽しそうにお話しに来てくれる子、また「あーぁ、冬休み終わってもうたわ。。。家がええなぁ。。。」と、約3週間のおうちライフが終わってしまうのを残念がりながら登校する子もいました。しかしどの子も、久しぶりに会うお友達との嬉しい再会に興奮した様子で、朝早くから頬を紅潮させながら会話に夢中になっていましたよ。
まずは年初ということで、少し寒い中ではありましたが、全校生徒で運動場に集合し朝礼を行いました。そこでは、校長先生から年賀状にまつわるお話しがありました。28年前の1月10日に親友から届いた年賀状。“10日に年賀状って、えらい遅いなぁ。。。”と思った数日後に起きた大震災で、アパートの下敷きになりその親友は残念ながら亡くなられたそうです。「いつかドラえもんを作るのが夢!」と、大学でロボットの研究をしていたその友人は競基弘(きそいもとひろ)さんという方だと教えて下さいました。校長先生は、「亡くなった友人の競さんにちなんで、今ではレスキューシステムの研究開発に貢献した若手の研究者・技術者に「競基弘賞」という賞が贈られるんだよ。夢半ばで亡くなられた人もいる。1年の始まりにあたって、みんなも、夢や目標をしっかり持ちながらまた進んでいこうね。」というお話がありました。今日は阪神淡路大震災から28年、改めて震災で亡くなられた方々のご冥福を祈りながら、今年の自分の目標を明確にして1年を進んでいきたい、と身が引き締まる思いとなった朝でした。
校長先生のお話と関連をさせ、道徳の授業では、阪神淡路大震災で大好きなおばあちゃんを失った「広瀬めぐみさん」のお話を教材として学習しました。自分を守るため犠牲となってしまった、おばあちゃん。初めは、自分自身を責める毎日でしたが、家族や友達にはげまされながら、「今」を精一杯生きることがおばあちゃんへの恩返しになると気付き、立ち上がりました。現在は、体の不自由なお年寄りのお世話をしたり、相談にのったりする、介護福祉士として活躍をされています。今こうして、みんなと学ぶことができているのも命があるからこそ。授業開きに、最も大切な命について考える機会となりました。
朝礼後、教室に戻った子どもたち。朝はあれだけ興奮気味だったのに、もうすっかりいつも通りの様子で授業に入る準備を行っている姿を見ていると、“さすが高学年、すぐ順応できるなぁ。” と感心させられました。今日は4時間授業であっという間に終わりましたが、初日から給食も始まり、学校もいきなり通常開店モードで疲れた子もいると思います。今日・明日の4時間授業で体を馴らして、残り40日の学年生活を1日1日、みんなで大切に過ごしていきたいと思います。保護者の皆様には、また今日からご支援ご協力のほど、よろしくお願いします。
昼休み、給食室で委員会メンバーがボランティアで頑張っていました。それは見慣れたいつもの光景。4年・5年・6年が教えたり教わったりしながら協力してお仕事する姿は素敵でしたよ!
【連絡】
① 明日(木)の時間割変更、「外国語」→「総合」
② 本日、雑巾の提出を忘れている人が多かったです。お手数をおかけしますが、雑巾1枚の提出をよろしくお願いします。
③ 金曜日に書き初めをします。明日、明後日で忘れず書道セットを持たせて頂けますようお願いします。