長さの学習
2022年度
ここ一ヶ月は学芸会モードだったため、算数の学習は控えめでしたが、今週から通常モードに切り替わります。現在算数では「長さ」の学習をしています。定規の使い方はもちろん、「cm」や「mm」「m」なども2年生で学習します。そして「量感」も大切にして長さの学習を進めています。「量感」は、ただ反復するだけでは身につきにくいものです。しっかりと自分の中に基準をもつことが大切です。そのために、自分にとって身近であろう、自らの体を基にした『カラダものさし』をつくって学習を進めています。カラダものさしとは、自らの手や指や爪の長さ、足の大きさ、両手を広げた長さ、歩幅、身長などを測り、カラダ中がものさしのようになるというものです。
下の写真は、定規を使わずに指定された長さに画用紙を切る様子です。子どもたちは、カラダものさしを使って長さを測っています。切った画用紙を、用紙に貼った後に定規を使って実際の長さを測ります。「ぴったりやった!」「2cm違った…」と、カラダものさしの精度も上がってきています(量感が少しずつ身についてきています)
また、別の時間には、あるモノの長さを測りました。画面に映し出されのは、ワールドカップの様子です。「サッカーゴールの横の長さはどれぐらいだと思う?」と聞かれた子どもたちは「選手の身長は…」「倒れている選手の4人分ぐらいだから…」「選手の歩幅が…」と予測をし始めました。
その後、ワールドカップで使用しているサッカーゴールの横の長さと同じ長さのテープが登場しました。実際に教室で伸ばしてみると、教室からはみ出てしまうほどの長さです。子どもたちは「えーー!」「サッカーゴールって大きい!」「プロってすげぇ!」と反応していました。しかし、それでは終わりません。グループに分かれて、テープの長さを測りました。最初はカラダものさしのみを使って取り組みました。
身長や足のサイズを使って考えるグループや、拳を使って考えるグループなど、測り方は様々でした。実際の長さがどれぐらいなのかは、1m定規を使って確かめます。
自宅でも「◯◯の長さってどれぐらいだと思う?」と聞いてみてください。カラダものさしを駆使して、かなり近い長さを言ってくれるはずです。「なんとなく」ではなく「根拠」をもって長さを予想してくれるはずです。ピタリは難しいにしても、ニアピンぐらいには寄せてくるはずですので、是非聞いてみてください。
頼んだぞ146期の子どもたち!
【連絡】
・クリスマスリースは今週中に持って帰っていただくと連絡しましたが、お子様が持って帰る場合は出来れば明日持って帰っていただければと思います。金曜日は持ち帰る荷物が多いため、両手が塞がり登下校中の安全が損なわれることがあります。
・明日は1、2組の「おいもパーティー」です。詳細は配布した時間割に記載しています。
・さつまいもの泥を落とすため、明日来ていただける保護者の方の中で、タワシやスポンジがご自宅にあれば持って来ていただくと助かります。
・バター、砂糖、塩を使用します。お知りおきください。
☆おいもを3クラスが、だいたい同じ量になるように「重さを使って」分ける様子です。ちなみに各クラス約4.2kgずつとなっています。